X(旧Twitter)の女性用風俗界隈では日々、女風セラピストに対する苦言が取りざされています。
怠慢・横着・無精、モラハラ、そしてDV・・・
基本的にSNSはネガティブなものの方がセンセーショナルになりやすい傾向があるので実際にどれだけ怠慢セラピストが存在するかは不明です。
ただし、僕が現場で聞いてきた声でもやはり怠慢セラピストについてはたくさんいます。
なぜ女風セラピストは仕事に対して真剣に取り組まない人が多いと思われるか。
女風セラピストは店舗に所属して活動します。
ほとんどの女風店は予約はスタッフが受け付けるが、その後の詳細はセラピストとお客様で決めることになります。
待ち合わせ場所や時間などですね。
同じセラピストをリピートする際は、完全にセラピストとお客様との間で詳細が決められるので店舗の役割は予約を受け付けるだけでお客様とどこで何時に待ち合わせするということすら、スタッフは正確には把握しません。
これが女性用風俗特有の店舗とセラピストの関係。
このシステムが怠慢セラピストを生む元凶になっているのではと思います。
仕事をする場合は雇われでも自営業でも「看板」の元に成り立っています。
企業の名前や店舗の名前に傷がつくと評価に影響が出ます。
だから一般社会では「看板」を背負って様々な制約や制限のもとに働いています。
昨今はSNSの浸透で従業員の不祥事に対して企業が公で謝罪するということが多々ありますよね。
本来、企業と従業員の関係はこのようにバランスが取られていますが、女性用風俗に関しては、そこが破綻していると思っています。
ある程度、経験があるセラピストは完全にセラピストとお客様との間でやり取りが行われるため、「企業の看板を背負う」という当たり前が薄れてしまっています。
店舗とセラピストの信頼関係が薄いことで、セラピストが不祥事を起こしても店舗側が公に謝罪することもほとんどありません。
こういった店舗との関係性が構築出来ないシステムだからこそ、セラピスト自身が「会社に迷惑をかけないように」という働く上で当たり前のことが欠けてしまっているのでしょう。
特に社会経験が少ないセラピストほど、この思考になっていくのだろうと思います。
皆様が安心して楽しい女性用風俗をご利用できるよう業界全体の発展を望みます。