「普通」が分からないセラピスト

おそらく1万人以上いるであろう女風セラピスト。

一部店舗ではセラピスト同士の交流はあっても、多数のセラピストは横の繋がりがほとんどないと思います。僕自身も、以前在籍していた店舗、そして現在もセラピストとの繋がりはほぼ皆無と言っていいぐらい。

なので他のセラピストがどのようなことをしているかって全然分からないんですよね。

店舗によって講習はありますが、教えられたことをやるのと実際の現場は全く違ったものです。

「普通」

単純なようで見えないセラピストの「普通」。

普通の施術をやっているつもりが、お客様にとっては普通どころか塩対応や選別されていると思われる可能性もあります。

ただ、普通は分からなくても「基本的なこと」 はあると思います。

マッサージ→性感。

基本的なことを土台にして積み木を積んでいく考え方で僕はやっています。
マッサージにおいては、その前段階のシャワーのセッティングと誘導。
そしてベッドのセッティング。ベッドのセッティングにも様々なアクセントが加わります。
性感においも同様。
こんな感じで積み木を積み立てていきます。


ユーザーにとっての「普通」は僕には分かりません。
比較はセラピストではなくお客様が行うこと。
しかし、お客様に対して「他のセラピストにどんなことされたの?」など聞くのはタブーだと僕は認識しています。
だからこそカウンセリングでお客様に不快を与えないように聞くというのが大切です。

全体のイメージはカウンセリングという収納箱に、マッサージ→性感という基本的な土台を1番最初に収納して、そこにアクセントという積み木を綺麗に収納していく感じですね。

この収納箱はお客様の数だけあります。

「普通」が分からないながら、自分の中の「普通」を作るためにこのような考え方をするようになりました。
僕が「普通」に拘るのは、自分の中で「普通」という意識があれば、さらに良くしようと向上心が芽生えるからです。

普通が分からない四季ですけど、色々と考えてはいますから🤣